第69回関西胸部外科学会学術集会
会　長　泉谷　裕則
（愛媛大学大学院 医学系研究科 心臓血管・呼吸器外科学講座 教授）

この度、第69回関西胸部外科学会学術集会を2026年5月21日（木）・22日（金）の2日間、愛媛県県民文化会館で開催いたします。伝統ある学術集会の会長を務めさせていただきますことを大変光栄に存じます。2005年に愛媛大学医学部第二外科の河内寛治教授が第48回の会長をされて以来、21年ぶりの愛媛県での開催です。

日本胸部外科学会は会員数8000名を超え、その地方会として関西胸部外科学会が位置付けられるようになり、会員数は現在3000名を超えています。年1回の学術集会は指導医だけでなく、若手医師の学術発表の場としての参加が多く、地方会ならではの若さと活気に満ちた集会です。本会は、Keep up with the Times!のテーマのもと、医療や機器の進歩を肌で感じられるような情報共有の場として、心臓血管外科・呼吸器外科・食道外科の各領域のアトラクティブで斬新な企画を準備しております。時代とともに変化・進化していく胸部外科医療、低侵襲やロボット支援などの最先端の技術、チーム医療や働き方改革にマッチした多様性・ライフワークバランスの充実などなど。学術集会を通して、新しい時代に遅れない立ち向かう姿勢、また新しい時代にマッチした胸部外科を皆様とともに目指していきたいと思います。

是非、多くの皆様の学術集会での闊達な交流と、その合間での松山城、道後温泉など新緑美しい時期の伊予路をご堪能していただければ幸いです。
皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げます。